いつもありがとうございます。。
リハビリの東(あずま)です。。
いよいよ8月となり、
夏本番で酷暑の日々が続いていますが、
皆様に於かれましては体調管理の方は如何でしょうか。。
先日、
とある企業の代表の方が講師をされる研修会にお呼び頂き、
沢山良いお話をお聞かせ頂きました。。
その中でも特に感銘を受けた講義の内容を、
少しお裾分け程度に纏めさせて頂きましたので、
この場をお借りして掲載させて頂きます。。
現代は、
さまざまな面でストレスを抱えている方が増えているように思います。
ストレスの原因は多種多様で、
どうしようもないこともあります。
しかし、
考え方次第で減らすことができるモノもあります。
それは…「我欲」が原因となっているストレスです。
私たちは日常生活の中で特別に意識することはなかったとしても、
心のどこかで喜びや満足を求めつつ日々を過ごしています。
私たちを取り巻く事柄が、
いつも喜びや満足感に繋がるものばかりだったら、
それは幸せなことですが、
現実は不安や不満・怒りや悲しみなど、
マイナスの感情を呼び起こすような事も多々あるのではないでしょうか。
欲求を持つことは自然なことであり、
自分自身の生存や発展に必要なものです。
しかし、
水を入れすぎた器がひっくり返ってしまうように、
自己中心的な欲望が大きくなり過ぎると、
様々な問題が生まれます。
心身を健康に保つためには、
「我欲」を克服する必要があります。
心の法則である「香唯足知」(我ただ足ることを知る)です。
「足ることを知る」心を持つことで、
欲望を抑えることができます。
現状に感謝し、
他人を愛し、
反省する心を持つことで、
ストレスが減り、
心身ともに元気になり、
人生が好転して行くように思います。
日々の心の習慣を見つめ直し、
「喜び上手」になりたいものです。
元プロレスラーである故アントニオ猪木さんの、
「燃える闘魂」をキャッチフレーズにした、
「元気ですか!元気が一番。元気があれば何でもできる」
…という名台詞を思い出します。
自らプラスのエネルギーを発して、
周りの人に活力を与えて行きましょう。
江戸時代の儒学者である中江藤樹さんは、
日本においては陽明学の開祖と言われている人物ですが、
この中江藤樹さんは日常の心掛けとして、
「五事を正す』ようにと教えています。
五事とは次の5つの事です。
貌(ぼう):優しく和やかな表情で接すること。
言(げん):相手が気持ちよく受け入れられるような言葉遣いをすること。
視(し):温かい心で人や物を見ること。
聴(ちょう):相手の立場に立って話を聴くこと。
思(し):相手を思いやり理解しようとすること。
今一度人への接し方を振り返り、
できていないことは反省したいものです。
以上です。。
皆様の心の栄養になりますれば幸いに存じます。。
これからも当クリニックを宜しくお願い致します。。