《字を書く》こと

投稿者:staff
投稿日:2021年09月10日

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こんにちは?
理学療法士の井尾です。

最近ペンで紙に字を書く機会はありましたか?
デジタル化が進んでいる現代社会では、めっきり手書きというものは減ったな、と感じます。私も最近手書き…したかな?と言った感じです?
手書きは中々面倒だなと思うかもしれませんが、実は「字を書く」こと「手書き」することには、私達にとって非常に大きな効果があると言われています。

文字を書くには、手を使い、ペンを握ることで指先を繊細に動かす必要があります。指先を使う事で、脳はとても集中し、活性化されます。手で文字を書くことは良い“頭の体操”になり、認知機能を良好に保つことに繋がるのです。他にも、手を動かすことで、脳の網様賦活系が刺激され、重要な情報に強い注意が向けられるようになって記憶の定着に有利に働くと言われています。つまり、記憶にもいいと言うことです。また、自分の感情などを書き出す事で心を落ち着かせる効果もあると言われています。

じゃあ、何を書いたらいいの?とおもわれるかもしれません。書く内容はなんでもいいと思います。好きな事を好きなだけ、で十分です。ペンを持って紙に書く事が大切です。まずは一文を書くことから、始めてみましょう。

おまけです?
せっかくなので、綺麗な字を書くコツをちょっとだけ。
(習字を習っていた際に、先生から言われたポイントです。わかりにくいかもしれませんが、参考まで)

*文字の隙間を意識する
人は文字を見る時、点や線だけではなく、文字の中のすき間も含めて美しいかどうか判断しています。線だけでなくすき間も同じ大きさで書くように意識すると、キレイな文字に見えるはすです。

*文字の形を意識する
文字にはそれぞれ美しく見える大体の形があります。例えば『百』は?、ひらがなの『め』は?といった感じです。

*文字のバランスを意識する
これは、文字というより文章を書くとき、なんですが。
ひらがなと漢字を同じ大きさで書くと、なんだかひらがなが大きく見えませんか?実は、画数の少ないひらがなは、目の錯覚ですき間がふくらんで見えるのでひらがなを漢字より少し小さく書くだけで、整った文章になります。