こんにちは、理学療法士の井尾です。
気温差が大きく、体調を崩しやすい時期ですね?
現在新型コロナウイルス感染拡大、インフルエンザ等の流行時期でもあり、感染予防がとても重要です。
今回は感染予防の中でも、手洗いについてお話します。
手洗いと言っても、大きくわけて2種類あります。
*日常的手洗い
私たちが一般的に行っているものです。皮膚表面の汚れや皮膚に一時的にくっついた菌の一部を除去する効果があります。しかし、新型コロナウイルスへの感染を防ぐことを目的とするなら日常的手洗いだけでは不十分です。
*衛生的手洗い
衛生的手洗いは食品を取り扱う人や医療従事者の手洗い方法であり、日常的手洗いよりも手全体をしっかりとすり合わせて行います。
☆新型コロナウイルスへの感染を防ぐことを目的とするなら日常的手洗いだけでは不十分です。手についたウイルスをしっかり洗い流すためには、皮膚表面の汚れや皮膚に一時的にくっついた菌のほとんどを除去する衛生的手洗いが効果的です。
<<衛生的手洗いのやり方>>
☆手順通りに丁寧に洗えば約30秒かかります。
☆洗い終わった後に手が濡れたままだとウイルスや細菌が付着しやすいため、水気をよくふき取ることが大切です。また、手を拭くときは同じタオルやハンカチを何度も利用していると、タオルについたウイルスや細菌が手に付着する恐れがあります。
<洗い残しが多い場所>
・指先や爪の間、指の間
・親指
・手のひらの中でも手を丸めた時にくぼむ部分
上記の部分はしっかりと洗えていないことが多いです。手洗いをするときは、これらの部分には特に気をつけて洗うようにしましょう。
☆衛生的手洗いをする際に、石けんで行うことも大切ですが、アルコールによる手指消毒も有効です。
これからの時期、感染予防がとても重要となってきます。手洗いはもちろん、うがいやマスクも大切です。
また、自己免疫力も高めることも必要ですね。体調管理をしっかりしつつ、この冬を乗り切りましょう?