こんにちは、看護師の木村です。
新型コロナウィルスの新規感染者数は、第7波のピークを越えて減少してきていますが、今年の秋以降、季節性のインフルエンザが例年より早く流行し、新型コロナとの同時流行が懸念されています。
新型コロナの流行が始まって以降は、インフルエンザの感染者は急速に減少し、危惧されていた同時流行はありませんでした。
しかし今冬は、指標となる南半球のオーストラリアで、4月後半からインフルエンザの感染者数が増加し、例年を超えるレベルの患者数になっています。
そのため、3シーズンぶりにインフルエンザの流行が懸念されますので、現在、オミクロン株対応の新型コロナワクチン接種が始まりましたが、それに加えて、インフルエンザワクチンの接種も厚生労働省から強く推奨されています。
《ワクチンの接種間隔のルールについて》
① 注射生ワクチンから、次の注射生ワクチンの接種を受けるまでは、27日以上の間隔をおく。(注射生ワクチンの種類は、BCG、麻しん風しん、水痘(みずぼうそう)、ムンプス(おたふくかぜ)などです。)
➁ 同じ種類のワクチンの接種を複数回受ける場合はワクチンごとに決められた間隔を守る。
③ それ以外のワクチンの組み合わせでは、前のワクチン接種からの間隔に制限なく、次のワクチン接種を受ける事が出来る。(例えば新型コロナワクチンとインフルエンザワクチン等)
ただし、次のワクチン受ける時に、発熱や接種部位の腫れがないこと、体調が良いことを確認し、接種に関して、すこしでも不安のある方は、かかりつけ医に相談の上、接種を受けて下さい。
当院でも、かかりつけの患者様には、インフルエンザワクチン接種の予約を、10月以降に始める予定にしております。
料金等の詳細や、かかりつけではない患者様は、他院の紹介等もご相談に応じますのでお問い合わせ下さい?
朝晩は、吹く風も心地よくなってきましたが、季節の変わり目ですので、皆様、体調崩されませんようにご留意下さい?