いつも当院をご利用頂きまして誠に有り難うございます。
理学療法士の東です。
すっかり寒い冬空の毎日となって参りましたが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
約1ヶ月後の来年1月17日で、阪神淡路大震災の発災から丸28年を迎えます。
どんどん新しい世代が増え、あの震災を知らない世代が増えて参りました。
当時私は大学を卒後に就職をした、大阪の医療機器メーカーの社員寮の一室で被災を致しました。
今日(こんにち)のようなデジタル社会では無かったのと、様々な情報はテレビやラジオ…新聞から得る時代でもありましたので、本当に情報が錯綜していて多大なる混乱を招いていたのを思い出します。
その後社会人から二度目の学生となり、理学療法士となって約24年の月日が経過しました。
その間…そして今も、この日本は数多くの震災に見舞われています。
現在私は所属の理学療法士会にて、災害対策委員としての活動もさせて頂いており、これまでに…11年前の東北震災や、6年前の熊本震災にも支援活動者として派遣され、災害地の医療支援に参加して参りました。
先日所属の理学療法士会主催の災害医療対策研修会が開催され(リモート開催)、140名以上の医療有資格者に参加して頂き、大盛況の内に閉会致しましたが、その中でも南海トラフ大地震について取り上げられ、その発生確率は…30年以内に70〜80%と言われておりました。
必ず来る震災として傾注が必要であり、市民一人一人の防災意識の向上と防災準備の強化が急がれます。
今月は各地で地域防災の日が設定されている月です。
数多くの方が正しい知識と正しい情報を身に付け、正しく恐れて準備を整えることが大切である…と考えます。
これからも当院は地域に愛されるクリニックとして、院長先生を中心にスタッフ一同が一丸となって、患者様・利用者様に寄り添います。
今月もどうぞ宜しくお願い致します。
理学療法士 東 拝