つい先日梅雨明けしたかと思えば、気温が一気に上昇し、30度を超える真夏日が続き、これからまだまだ暑くなるのかと思うと、始まったばかりの夏に恐怖を感じております。
夏になると、「寝てる時によく足がつる」とお聴きする事があります。
そこで今回は「こむら返り」について少しだけ触れたいと思います。
こむら返りとは?
突然筋肉が激しく収縮して、痛みを伴う症状を言います。
こむら返り=足がつると言うイメージがあるように、ふくらはぎや足の裏などの筋肉によく起こりますが、それだけではなく、全身のどの筋肉にも起きる可能性があります。
〈こむら返りの原因〉
①脱水
脱水状態となり水分不足になってしまうと、体内の水分バランスや電解質(ミネラル)不足によって、筋肉が十分な対処を行えず、運動神経が過敏な状態になってしまい、こむら返りが生じやすくなります。つまり、こむら返りを予防するには、十分な水分摂取が必要です。
必要な水分摂取量は成人で1日あたり約2.5リットルと言われています。
特に夏場は汗をかく量も多くなるため、人によってはより多くの摂取が必要になるかもしれません。
②電解質(ミネラル)の不足
脱水の説明でもありましたが、体内の電解質(ミネラル)の不足も筋肉の代謝を十分に行うことができない状態を作り、こむら返りを生じやすくなります。
脱水の説明でもありましたが、体内の電解質(ミネラル)の不足も筋肉の代謝を十分に行うことができない状態を作り、こむら返りを生じやすくなります。
ミネラルの代表としては塩分が挙げられます。
しかし、日本人の食事は塩分が多いと言われていますので、夏の夜のこむら返りを予防する観点では、日頃意識して塩分を取ると言うよりは汗を多くかいてしまった時に軽く塩分を補給するくらいで大丈夫のようです。
水分と電解質が同時に補給でき、体液と同じ浸透圧で吸収されやすいと言う点では、スポーツドリンクがありますが、塩分タブレットも手軽で良いですね。ただし、摂りすぎには気をつけましょう。
③筋肉疲労・冷え
こむら返りは、筋肉が疲労によりうまく収縮と弛緩が行えない状態になっても生じると言われています。
また、冷房の効いた部屋で、筋肉が冷えてしまうと、収縮しやすい状態になり、結果として収縮と弛緩をうまく行えず、こむら返りが生じやすくなります。
対策としては、ストレッチや温めることにより、筋肉の疲労を軽減することにつながります。
特に夏に多く見られる理由として、発汗などに伴う脱水や電解質の不足、エアコンの風が直接当たってしまうことなどによる冷えが考えられます。予防するためにも十分な水分摂取、汗をかきすぎた場合はミネラル補給、部屋の空調温度や風向きの調整をしっかりと行いましょう。
〈こむら返りの対策法〉
では、こむら返りになってしまった場合どうすれば良いのでしょうか?
①まずはしっかりと筋肉を伸ばす
こむら返りが起こってしまったら、こむら返りが起きている筋肉をしっかりとストレッチして伸ばしましょう。
こむら返りの最中にストレッチを行う事は痛みを伴う場合が多いですが、この時にしっかりとストレッチができていないと、筋肉のこわばりが後に残ってしまい、痛みが長引く原因になってしまいます。
②温める・マッサージをする
もしこむら返りが治まった後も、筋肉のこわばりや痛みが残っている場合は、お風呂やシャワーなどで筋肉を温めてあげましょう。またレッグウォーマーも効果的です。
温熱刺激により筋肉の血流が良くなったり、運動神経の過度な活動の抑制が生じ、結果として筋肉のこわばりの軽減を図ることができます。
また血流を改善すると言う意味ではマッサージも効果的です。
③薬を飲む
こむら返りが繰り返し起きる場合、ご存知の方も多いかと思いますが、芍薬甘草湯(68番)と言う漢方がこむら返りの治療や予防に効果があります(実は私もよくお世話になってます😅)。
この薬は当院でも処方可能ですので、お気軽にご相談ください。
いよいよ夏本番!今年も猛暑になる事間違いなしです。どうか熱中症や夏バテにならないよう、しっかり栄養・水分補給・睡眠を取り暑さに負けない身体作りをして乗り切りましょう✊🏻
看護師永田でした🙇