こんにちは。リハビリスタッフの新宅です。
暑い日が続くと、エアコンは快適に過ごすために欠かせない存在です。しかし、「冷房の効いた部屋にいると肩や腰が痛くなる」「体が冷えると動き始めがつらい」と感じたことはありませんか?
実際、この時期になるとリハビリ中に患者様からそのようなお話を聞くことが多くなります。
実は、冷房そのものが肩こりや腰痛を引き起こすわけではありませんが、症状を悪化させる要因になることがあります。
私たちの体は、冷えると体温を保とうとして血管が収縮します。すると筋肉への血流が低下し、筋肉が硬くなりやすくなります。筋肉が硬くなると、肩や首、腰に負担がかかりやすくなり、もともと肩こりや腰痛がある方では症状が強く感じられることがあります。
また、冷房の効いた室内では長時間同じ姿勢で過ごすことも少なくありません。デスクワークやテレビ鑑賞などで体を動かさない時間が続くと、血液の循環がさらに悪くなり、筋肉のこわばりにつながります。「冷え」と「同じ姿勢」が重なることで、肩や腰の不調を感じやすくなるのです。
では、どのような対策をすればよいのでしょうか。
まず大切なのは、体を冷やしすぎないことです。冷房の風が直接体に当たらないようにしたり、薄手のカーディガンや膝掛けを活用したりするだけでも冷えを防ぐことができます。室温は一般的に25〜28℃を目安にすると、体への負担が少ないと言われています。
次に、こまめに体を動かすことも重要です。1時間に1回は立ち上がって歩いたり、肩を大きく回したり、腰をゆっくりひねったりするだけでも筋肉の血流が改善します。難しい運動をする必要はなく、「同じ姿勢を続けない」ことを意識するだけでも効果が期待できます。
私自身も普段からジムでトレーニングをしていますが、夏は冷房の効いた環境で過ごす時間が長くなるため、運動前にはしっかり体を動かして筋肉を温めることを意識しています。体が温まると動きやすくなり、運動後の疲労感も軽減されるように感じます。
暑い夏を快適に過ごすためには、冷房は必要不可欠です。しかし、「冷やしすぎないこと」と「適度に体を動かすこと」を意識するだけで、肩こりや腰痛の予防・軽減につながる可能性があります。今年の夏は、冷房とうまく付き合いながら、元気に過ごしていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。